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マンション・集合住宅で契約できる法人向けプロバイダとは?選び方・注意点
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マンションや集合住宅でプロバイダと契約したい場合、物件選びから注意する必要があることをご存知ですか?
特にビジネス用途で法人契約をしたい場合には、光回線の配線方式もチェックしないと、安定した業務が行えない可能性があります。
法人にとってインターネットの通信速度や回線品質は、業務の効率化や信頼性の確保のためにも重要な要素です。
そこで今回は、マンションや集合住宅で契約できるプロバイダ・光回線の物件とプロバイダの選び方、契約時の注意点を紹介します。
これからマンションに事務所やオフィスを構えたいと考えているなら、ぜひ参考にしてください。
目次
マンションで契約できるプロバイダ・光回線とは?
マンションで利用できるインターネット回線は物件によって異なりますが、大きく次の2種類に分けられます。
- 光回線・インターネット「完備」
- 光回線・インターネット「対応」
どちらにもメリット・デメリットがあるので、法人がマンションで光回線を利用したい場合には、物件選びから注意しましょう。
1. 光回線・インターネット「完備」
光回線・インターネット「完備」のマンションとは、マンション全体にインターネット回線が導入されている物件を指します。
多くの場合で入居者が契約手続きや追加工事を手配する必要がなく、すでに回線が引かれているためすぐにインターネットの利用が可能です。
ただし、回線速度やサービス内容はマンション全体で共有されるため、個別のニーズに応じた柔軟なプランの選択が難しい場合があります。
利用したい回線種別やサービスにこだわりがなく、手間なくインターネットを使いたいという人におすすめです。
2. 光回線・インターネット「対応」
光回線・インターネット「対応」のマンションとは、マンションに光回線が導入されているものの、各入居者が個別にプロバイダを選んで契約する必要がある物件を指します。
「完備」の物件と違い、入居者はプロバイダを選べる点が大きな魅力です。回線種別や速度、料金、サービス内容など、業務のニーズに応じてサービスを選びたい人にむいているでしょう。
一方で、初期費用や契約手続きが必要となるため「完備」の物件よりもインターネット導入時に手間がかかります。
また、全てのプロバイダに対応しているとは限らないため、マンションの配線方式や契約可能なプロバイダの確認も必要です。
契約の手間はかかりますが、ある程度であれば自由にプロバイダや回線サービスを選べる点はメリットといえるでしょう。
【法人向け】マンションで利用可能な光回線・プロバイダの選び方
法人がマンションで利用可能な光回線・プロバイダを契約する際、次の4点を重視すると円滑に業務を進められるサービスを選べるでしょう。
- 回線速度と安定性を比較する
- 配線方式を確認する
- 業務に必要なサービスと料金を比較する
- 法人契約の特典や法人向けサポートの有無を確認する
1. 回線速度と安定性を比較する
法人が円滑に業務を進めるためには、回線速度が速く安定している通信環境が必要です。
速度が遅く不安定な回線では、生産性の低下や業務の遅延が発生するリスクがあります。
業務に適したプロバイダを選ぶためには、まず回線速度を確認しましょう。高速回線であれば、大容量のデータをスムーズに送受信でき、オンライン会議やクラウドサービスの利用も快適に行えます。
また、回線の安定性や品質も重視すべきポイントです。特に複数のデバイスを同時に接続する必要がある業務が多いなら、回線トラブルが少ない安定した通信環境のほうが業務の効率も向上するでしょう。
回線速度や通信環境の質については、SNSや口コミサイトなどでユーザーが実際に計測した通信速度や使用感をチェックする方法がおすすめです。
2. 配線方式を確認する
マンションに導入されている光回線の配線方式には、主に「光配線方式」「LAN配線方式」「VDSL方式」の3種類があります。
回線速度や接続の安定性に直接影響を与えるため、契約時にはマンションで利用されている配線方式も確認しておきましょう。
3つの配線方式のうち、最も高速で安定した通信環境が見込めるのは「光配線方式」です。「LAN配線方式」「VDSL方式」は、マンションに引いた光回線を複数の部屋でシェアするため、回線が混雑すると通信速度が遅くなる可能性があります。
ビジネス用途でインターネットを利用する場合、光配線方式が導入されている物件がおすすめです。光配線方式以外のマンションの場合には、既存の配線方式を変更できるかを確認しておくと、今後の業務拡張時に対応しやすくなるでしょう。
3. 業務に必要なサービスと料金を比較する
法人向けの光回線を選ぶ際には、業務に必要なサービス内容と料金を複数社で比較・検討して選びましょう。
固定IPアドレスの提供やセキュリティ対策が充実しているかは、企業の信頼性や安全性を確保するためにも重要なチェックポイントです。
料金を比較する際には、初期費用や月額料金だけでなく、契約期間中に発生する追加費用も含めたトータルコストを計算する必要があります。
トータルコストとサービス内容の両面を考慮し、自社にとってコスパが良いサービスかを判断しましょう。
4. 法人契約の特典や法人向けサポートの有無を確認する
光回線の法人契約では、個人契約にはない特典やサポートが用意されている場合があります。
たとえば、複数回線や長期契約の割引があると、コストの削減が可能です。
24時間365日のサポート体制や専任の担当者が配属されれば、万が一の回線トラブルを迅速に解決できます。
より安定した経営を可能にするためにも、契約前に法人契約の特典やサポート内容を確認し、自社にとって手厚いサービスを提供しているプロバイダを選びましょう。
マンション・集合住宅で法人向けのプロバイダを契約する際の注意点
マンションや集合住宅で法人向けのプロバイダを契約する際には、次の4点に注意が必要です。
- 物件が光回線を導入していない場合がある
- 工事の立ち会いが必要な場合、日程調整が必要
- 解約時に違約金が発生する可能性がある
- 戸建てタイプよりも通信環境が不安定になりがち
契約後のトラブルを防ぐためにも、注意点はしっかり把握しておきましょう。
1. 物件が光回線を導入していない場合がある
全てのマンションや集合住宅が、光回線に対応しているわけではありません。物件によっては、光回線以外のインターネットが導入されており、光回線が使えないケースがあります。
光回線に対応していないマンションの場合、導入するには大家や管理会社との協議が必要です。協議の結果、導入が認められない可能性もあります。
光回線が導入できない場合に備えて、ケーブルテレビのネット回線や開通工事が不要なホームルーターなど、代替案でのインターネット利用も検討しましょう。
2. 工事の立ち会いが必要な場合、日程調整が必要
光回線をマンションで契約する際、開通工事が必要な場合があります。
マンション自体に光ケーブルが引き込まれていない物件では、共用部や各部屋に配線を引き込む作業があり、立ち会いが必要になるケースがほとんどです。
また、物件の共用部までしか光ケーブルが引き込まれていない場合も、開通工事に立ち会う必要があります。
立ち会いが必要な開通工事の場合は、業務に支障が出ないように日程調整を行いましょう。特に3月〜5月ごろは、新生活に伴って光回線を契約する人が多いため、開通工事が混み合います。
希望通りの日時に工事ができない可能性を考慮し、早めに手続きを済ませるよう心がけましょう。
3. 解約時に違約金が発生する可能性がある
法人契約に限らず、プロバイダとの回線契約では2年や3年などの契約期間が設定されている場合があります。
契約期間内に解約すると違約金や解約手数料が発生するケースもあるので、契約時には解約時の条件や規約にも目を通しておきましょう。
解約時のペナルティ・デメリットを把握していないと、業務の都合で急な引っ越しや、契約内容の変更が必要になった場合、違約金が思わぬ負担となるリスクがあります。
解約時に違約金が発生する条件を契約前に把握しておけば、違約金を抑えるためのプラン変更や解約時期の調整もしやすくなるでしょう。
4. 戸建てタイプよりも通信環境が不安定になりがち
マンションや集合住宅では、戸建てタイプのインターネット環境に比べて、通信環境が不安定になる場合があるので注意が必要です。
マンションや集合住宅向けの光回線では、建物内で複数のユーザーが同じ回線を共有する配線方式があります。
特に多くの人がインターネットを利用する夕方〜夜は、回線が混雑するため通信速度が低下しやすくなる時間帯です。
通信環境が不安定になれば安定的に業務を行えなくなるリスクがあるので、できる限り高速通信が可能な「光配線方式」のマンションを選びましょう。
より安定した通信環境を求めるのであれば、専用帯域確保型・帯域保証型のプランやオプションの利用もおすすめです。
まとめ〜マンションで法人向け光回線を導入するなら<オフィス光119>〜
今回は、法人がマンションでプロバイダを契約する際の選び方や注意点を紹介しました。
マンションや集合住宅で光回線を使いたい場合、光回線「完備」か「対応」の物件を選ぶ必要があります。
完備の物件ではプロバイダを選べないことが多い傾向ですが、対応であれば複数社から自社に適したサービスを提供しているプロバイダを選べます。
マンションで光回線を法人契約するなら、ビジネス向けサポートが手厚い「オフィス光119」がおすすめです。
契約後も専門の技術スタッフによるサポートが受けられるので、マンションで法人向けの光回線を導入したいなら、まずはお気軽にお問い合わせください。
この記事を書いた人
株式会社東名
東名は、中小企業の課題を解決するパートナーです。光回線サービスや情報セキュリティ、電気・ガス、オフィス機器、サイト制作、LED照明、業務用エアコンなど、中小企業向けサービスを豊富に取り揃え、お客様に最適なソリューションをご提案いたします。
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株式会社東名