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インターネットの種類とは?電話回線の今後や安く接続する方法を解説

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電話回線を利用するために電話線が必要と思っている方も多いかもしれません。しかし、インターネットを利用して電話環境を整える方法もあります。むしろ、ADSL回線などの電話回線はサービス提供の終了が決まっているため、早めに切り替えなければいけません。この記事では、インターネット回線の種類や光回線のメリットなどを解説します。

まずはインターネット回線の種類を確認

インターネット回線には5つの種類があります。ここでは、それぞれの種類について詳しく解説します。

アナログ電話回線

アナログ電話回線とは、音声をそのまま銅線に乗せて回線に流す方式のことです。音声を電気信号に変換して回線に流すため、「ジジジ」というような雑音が鳴ります。

アナログ電話回線には、通信速度が遅いという特徴があります。また、インターネットに接続している間は電話が使えない、インターネットに接続すると通話料金がかかるなど多くのデメリットがあるため、現在ではあまり使われていません。

ISDN回線(デジタル電話回線)

ISDN回線(デジタル電話回線)とは、デジタル信号を用いた回線のことです。音声を電気信号に変換して回線に流すアナログ電話回線とは異なり、デジタル信号を用いるため雑音が入りにくく音声がきれいに聞こえやすいという特徴があります。

また、通信速度もアナログ電話回線よりも速く、インターネットに接続していても電話の使用が可能です。ただし、インターネットに接続すると電話代がかかってしまうというデメリットもあります。

ADSL回線

ADSL回線とは、アナログ電話回線などと同様に電話回線を活用してインターネット通信ができる回線のことです。通常は使用しない高周波帯にデータを流すという特徴があり、アナログ電話回線やISDN回線などと比較すると、通信速度が速いという特徴があります。

また、契約料金が安いというメリットもあります。光回線などよりも契約料金が安いため、通信料を抑えたい場合にはよいでしょう。ただし、大容量のデータ通信には向いていません。

テレビ回線

テレビ回線とは、その名のとおりテレビの回線を利用したネット回線です。一部のテレビ会社のみで取り扱われているため、サービスを提供しているテレビ会社を利用している場合は、同時にネット回線も契約するとお得になるケースもあります。

テレビ回線は、電話回線と比較して通信速度が速いという特徴があります。そのため、通信速度を求める場合にもよいでしょう。また、利用できるエリアの広さもメリットです。テレビ回線はほぼすべてのエリアで契約できるため、光回線が通っていないエリアでも利用できます。

光回線

光回線とは、光ファイバーというケーブル内に光信号を流すという方式で、ネット回線として広く普及しています。物理的な距離の影響をほとんど受けることがないという特徴があり、どのような環境であっても高速通信が可能です。

また、光回線は安定性の高さも特徴です。光回線は電磁波の影響を受けないため、ネットがつながりにくくなる、動作が重くなるということもなく、ストレスの少ないインターネット環境が構築できます。

電話回線を使ったインターネットはサービスの提供が終了する

ADSL回線などをはじめとする電話回線の新規契約はほとんどの通信会社で終了しているという現状があります。回線設備の老朽化や利用者の減少などが要因として挙げられており、順次サービスが終了する見込みです。

サービス終了の具体的な時期については通信会社によって異なりますが、サービスが終了するとADSL回線などでネット通信は行えなくなります。そのため、現在ADSL回線などの電話回線を利用している場合は、早めに切り替えなければいけません。

電話回線はLAN回線に変更できるのか

ネット回線の切り替えを検討している方もいるでしょう。以下では、電話回線はLAN回線に変更できるのかを解説します。

必要な機器が揃っていれば変更可能

結論からいうと、電話回線をLAN回線に変更することは可能です。アナログ回線などでも、LAN回線は利用されているため、必要な機器さえ揃っていれば、電話回線をLAN回線に変換すること自体は問題なく行えます。

ただし、電話回線とLAN回線の受け口(ジャック)の形が異なります。受け口の形が違うと配線では対応できず、直接無線LAN危機に接続することはできないため注意しましょう。

「モデム」「モジュラーゲーブル」を用意しよう

電話回線をLAN回線に変更したい場合には、「モデム」と「モジュラーケーブル」を用意しましょう。モデムとは、デジタル信号とアナログ信号を相互に変換するための装置で、プロバイダと契約することで送られてくる機器です。

モジュラーケーブルとは、電話線のことです。こちらもプロバイダと契約すれば送られてきます。プロバイダと契約しているのにモデムやモジュラーケーブルが送られてきていない場合は、問い合わせをしましょう。

光回線を利用するメリットとは

光回線は現在主流のネット回線です。光回線を利用することでどのようなメリットが得られるのでしょうか。

通信速度が速い

光回線の大きなメリットは通信速度の速さです。電話回線を利用したネット回線よりも通信速度が速いため、仕事などで高速のインターネットが必要、趣味などでストレスなくインターネットを利用したいという人におすすめです。

通信が安定している

光回線は通信が安定しています。物理的な距離の影響を受けないため、基地局からの距離に関わらず安定した通信が可能です。そのため、通信が重くなったり動きがカクカクしたりするのがストレスという場合のもよいでしょう。

電話線を用意しなくても固定電話が使用できる

光回線は、電話線を引かなくても利用できます。光回線だけを利用した「ひかり電話」というものがあり、光回線を導入するだけで固定電話とインターネットの双方の利用が可能です。

光回線におけるデメリットとは

光回線には多くのメリットがありますが、デメリットもあります。ここでは、光回線のデメリットを2つ解説します。

利用前に工事が必要

光回線を利用する場合、戸建てであれば必ず工事が必要になります。マンションの場合には、すでに光回線の導入が済んでいるケースが多く、工事が必要ないことも多いようです。ただし、マンションが導入している光回線以外を使いたい場合は、別途工事が必要になります。

光回線に申し込んでから工事までの時間がかかるため、すぐに利用することはできません。また、工事費用がかかるケースもあります。申し込み前に、工事費用や工事までの期間などを確認しておくとよいでしょう。

金額が高め

光回線は、ADSL回線と比較すると料金が高めです。ADSL回線の場合、低速プランなどの速度に応じたプランがあるため月額費用が安く抑えられますが、光回線には速度に応じたプランはありません。

ただし、光回線の契約では通信会社独自の割引が適用されるケースもあります。たとえば、家族割引やスマートフォンや電気などとのセット割引などが挙げられます。このような割引サービスを活用することで費用を抑えられるため、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。

できるだけ安く利用する方法とは

光回線を安く利用したい場合には、キャッシュバックなどの特典を活用しましょう。多くの通信会社ではキャッシュバック特典を設定しているため、お得に利用できます。ただし、キャッシュバックの条件や振り込みタイミングなどは各社異なります。適用条件やキャッシュバックされるタイミングなどをしっかりと確認して、契約する業者を選びましょう。

また、工事費がかからないサービスもあります。工事にかかる費用は各社異なりますが、なかには工事費を無料としている業者もあるため、確認してみましょう。

また、ひかり電話は基本料金や通話料金が、従来の電話回線を利用した固定電話よりも安く設定されています。そのため、固定電話を利用する場合には、インターネット回線と固定電話をセットで契約するとよいでしょう。

まとめ~法人向け光回線<オフィス光119>

インターネット回線には5つの種類がありますが、電話回線を活用したサービスの新規契約はほとんどの通信会社で終了しており、サービス自体も順次終了します。そのため、ADSL回線などを利用している場合は、できるだけ早く回線を切り替えましょう。

オフィス光119は、法人向け通信サービス20年以上の実績があり、中小企業・個人事業主の利用者が11万回線(2022年12月時点)を突破しています。最短2週間とスムーズに開通手続きができ、現在利用中のプロバイダを継続使用も可能です。ネット回線の切り替えや開通をお考えなら、お気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

株式会社東名

東名は、中小企業の課題を解決するパートナーです。光回線サービスや情報セキュリティ、電気・ガス、オフィス機器、サイト制作、LED照明、業務用エアコンなど、中小企業向けサービスを豊富に取り揃え、お客様に最適なソリューションをご提案いたします。

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