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戸建てに法人向けのインターネットを導入する方法!メリット・デメリット・費用目安
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「戸建てに法人がインターネットを導入する方法は?」「賃貸物件で光回線を契約する注意点は?」など、手続きや導入の流れを知りたい経営者も多いのではないでしょうか。
ビジネス用途なら、回線速度が安定しやすい戸建て向けの光回線が向いています。
一方で、集合住宅向けよりも費用や工事の手間などがかかるデメリットもあるため、注意が必要です。
そこで今回は、戸建てに法人向けインターネットを導入する方法や手続きの流れ、費用の目安を紹介します。
メリットだけでなく、デメリットや注意点も解説するので、ぜひ参考にしてください。
目次
法人が戸建て物件にインターネットを導入する方法・手続きの流れ
法人が戸建て物件にインターネットを導入したい場合、次の流れで契約を進めるとスムーズです。
⑴ インターネットサービスを比較・検討
⑵ 申し込み・契約
⑶ 開通工事・初期設定
(1) インターネットサービスを比較・検討
戸建てに法人向けのインターネットを導入する際、まずどの回線種別を導入するかを決める必要があります。
現在、法人が契約できるインターネットの種類は、主に次の4種類です。
- 光回線
- ケーブルテレビのネット回線
- ホームルーター
- ポケット型WiFi
上記のうち、最も安定した高速通信ができるのは光回線です。特に大量のデータを送受信したり、オンライン会議やウェビナーなどを配信したりする業務が多い場合には、光回線を選びましょう。
ただし、光回線は一部で利用できないエリアがあるため要注意です。光回線が提供エリア外の場合には、ケーブルテレビやホームルーターなどの代替案も検討する必要があります。
ポケット型WiFiは、持ち運べる点はメリットですが、通信環境が不安定になりやすいので、オフィスでの使用には向きません。
法人契約ができるインターネットサービスを選ぶ際には、以下のポイントを考慮すると失敗を防げるでしょう。
- 回線速度・通信環境が安定しているか
- 固定IPアドレスや専用帯域など、必要なサービスを提供しているか
- 手厚く迅速なサポート対応が期待できるか
- 法人名義で請求書を発行してくれるか
(2) 申し込み・契約
インターネットの回線種別や使いたいサービスが決まったら、プロバイダへの申し込みと契約の手続きをしましょう。
法人契約の場合、契約時に必要な書類が個人契約よりも多く、会社の登記簿謄本や代表者の身分証明書などが求められます。
事前に必要な書類を確認し、準備しておくとスムーズな手続きが可能です。
契約前には、月額料金や初期費用、契約期間、解約手数料など、契約内容もしっかり確認しておくと、契約後のトラブルを回避できるでしょう。
(3) 開通工事・初期設定
契約が成立したら、インターネット回線を利用できるよう、開通工事が必要となります。戸建て物件の場合、特に新規の光回線導入では、立ち会いによる開通工事が必要になるケースがほとんどです。
工事日程と社内のスケジュールを調整しましょう。
無事に開通工事が完了したら、オフィス内のネットワークについて、インターネットに接続できるよう初期設定をする必要があります。
初期設定の手順は、契約したプロバイダから渡される説明書やパンフレットに記載されていることが多い傾向です。
初期設定が完了したら、必ずインターネットに接続できるかを確認をしてください。もしうまく接続できなかった場合には、サポートに連絡し、必要であれば対応を依頼しましょう。
法人が戸建てにインターネットを導入するメリット
法人が戸建てにインターネットを導入するメリットとして、次の3つが挙げられます。
- 集合住宅より通信速度が速い
- 混雑しやすい時間帯でも安定しやすい
- 個人契約よりセキュリティを強化できる
1. 集合住宅より通信速度が速い
法人が戸建て物件でインターネットを利用するメリットとして、通信速度の速さが挙げられます。
集合住宅では複数のユーザーが同じ回線を共有するため、回線が混雑しやすく、使用状況によっては通信速度が低下する可能性があります。
しかし、戸建てであれば専用の回線を引けるため、他のユーザーの影響を受けにくく、高速通信が可能な点がメリットです。
時間帯を問わず業務でインターネットを利用したい場合にも、戸建て向けの回線のほうが快適に使い続けられるでしょう。
2. 混雑しやすい時間帯でも安定しやすい
法人が戸建てにインターネットを導入するメリットとして、混雑する時間帯でも安定した通信環境を得やすい点が挙げられます。
集合住宅向けの回線では、夕方や夜間などインターネットの使用が集中する時間帯に、回線速度が著しく低下するケースも珍しくありません。
戸建て向けの回線であれば、物件ごとに専用の回線を引き込めるため、混雑する時間帯でも安定した通信を確保できます。
戸建て物件で回線を利用できたほうが、円滑に業務をすすめられるでしょう。
3. 個人契約よりセキュリティを強化できる
法人契約でインターネットを契約するメリットとして、個人契約よりもセキュリティを強化しやすい点が挙げられます。
法人向けのインターネットサービスでは、固定IPアドレスの提供や専用帯域の確保、セキュリティ対策が充実したプランやオプションを選択できるプロバイダが多くあります。
社内の機密情報や顧客データをより安全に保護できれば、万が一のサイバー攻撃時に対応しやすく、情報漏洩のリスクを低減できるでしょう。
法人が戸建てにインターネットを導入するデメリット
法人が戸建てにインターネットを導入する際、3つのデメリットに注意が必要です。
- 集合住宅より料金が高い
- 新規・新築の場合、開通工事の立ち会いが必要
- 個人契約より必要書類が増える
失敗を防ぐためにも、メリットだけでなくデメリットも把握してからプロバイダと契約しましょう。
1. 集合住宅向けより料金が高い
法人が戸建てにインターネットを導入する場合のデメリットとして、集合住宅より料金が高くなる点が挙げられます。
集合住宅では、複数の住居で回線を共有するため、コストの分散が可能です。
戸建ての場合、物件ごとに回線を引き込むため、初期費用や月額料金が高額になる傾向があります。
できる限り経営コストを削減したい場合には、導入前にプランの料金とサービス内容を複数社で比較し、最もコスパのよいプロバイダを選ぶ必要があるでしょう。
2. 新規の場合、開通工事の立ち会いが必要
新築物件や、今まで物件にインターネットの開通工事をしていない物件の場合、開通工事の立ち会いが必要です。
業務中に開通工事をする場合、業務に差し支えない日時で立ち会えるよう、スケジュールを調整する必要があります。
また、開通工事が完了するまでインターネットを利用できない点も注意すべきポイントです。特に新規事業を展開する場合、開通工事日が業務の開始に間に合わないと、スムーズに業務を開始できません。
開通工事が開業日に間に合うように調整し、万が一間に合わない場合にもホームルーターをレンタルできるよう代替案を検討しておくとよいでしょう。
3. 個人契約より必要書類が増える
インターネットを法人契約する際には、個人契約より必要書類が増える点もデメリットです。
法人名義での契約には、法人性の証明書類として、個人契約では不要な会社の登記簿謄本や印鑑証明書などの提出が求められます。
登記簿謄本や印鑑証明書は発行に手間がかかるため、インターネットの導入を検討する段階で準備を始めるとよいでしょう。
【戸建ての場合】法人向けの光回線の費用目安
光回線の費用はプロバイダにより異なります。オフィス光119の戸建て向けプランの場合、費用は下表の通りです。
1GBプランの場合 | 戸建て向けプランの費用(税込) |
---|---|
回線料金 | 4,730円 |
プロバイダ料金 | 880円〜 ※固定IPアドレスありの場合:2,068円 |
ひかり電話の月額料金 | 550円〜 |
出張修理オプション(24時間) | 3,300円 |
開通工事費 | 19,800円 (有派遣⼯事・屋内配線⼯事が必要な場合の場合) |
契約手数料 | 1,100円〜 |
一例となりますが、法人向けの光回線を戸建てで契約する場合には、上表程度の料金が発生すると考えてよいでしょう。
手厚いサービスを受けたいなら、基本料金に追加してオプション料金を支払う必要があります。
基本料金やオプション料金、サービス・保証内容などは各社で異なるため、複数社で比較し、総合的に考えてコスパがよいサービスを選びましょう。
法人が戸建てにインターネットを導入する際の注意点
法人が戸建てにインターネットを導入する際、次の3点に注意すると契約後のトラブルを避け、安定した経営ができるでしょう。
- 賃貸物件の場合は、許可が必要
- セキュリティ対策を強化するなら、固定IPアドレスを取得する
- 通信制限の有無を確認する
1. 賃貸物件の場合は、許可が必要
戸建てにインターネットを導入する際、賃貸物件であれば大家や管理会社からの許可が必要です。
光回線の開通工事では、壁に穴を開けたりコンセントを設置したりする場合があります。トラブルに発展するリスクがあるので、インターネットの契約前に必ず大家や管理会社へ許可をとりましょう。
開通工事の許可が得られない場合は、管理会社指定のインターネット回線やホームルーターなどで導入を検討しましょう。
2. セキュリティ対策を強化するなら、固定IPアドレスを取得する
法人でインターネットを利用する際、経営リスクを抑えるためにも強固なセキュリティ対策ができるかが重要となります。
社内ネットワークのセキュリティを強化したいなら、固定IPアドレスの取得がおすすめです。固定IPアドレスを利用すれば、アクセス制限やVPN設定が可能になり、外部からの不正アクセスも防ぎやすくなります。
また固定IPアドレスがあれば、防犯カメラで24時間の監視をはじめとするIoT機器の活用が可能です。
より安心して業務を行えるよう、固定IPアドレスが取得できるプロバイダ・プランを選びましょう。
3. 通信制限の有無を確認する
ビジネス用途でインターネットを契約するなら、通信制限の有無は重要な確認ポイントです。
一般的に通信制限とは、一定期間内のデータ使用量が規定を超過した場合、プロバイダが通信速度を制限するペナルティのこと。
大容量データの送受信をおこなう業務や、頻繁にオンライン会議を行う機会が多い企業にとって、通信制限があると業務に支障をきたす可能性があります。
契約前に通信制限の有無や条件を確認し、できる限りデータ無制限で使用できるプロバイダを選びましょう。
まとめ〜戸建てに法人向けの光回線を導入するなら<オフィス光119>〜
今回は、戸建てに法人向けのインターネットを導入する際の手続きや選び方、メリット・デメリットを紹介しました。
法人がインターネット回線を導入するなら、回線速度が速い光回線がおすすめです。戸建て向けの光回線なら、集合住宅よりも安定した通信環境が期待できます。
戸建てに法人向けの光回線を導入するなら、ビジネス向けサポートが手厚いオフィス光119の導入をぜひ検討してみてください。
この記事を書いた人
株式会社東名
東名は、中小企業の課題を解決するパートナーです。光回線サービスや情報セキュリティ、電気・ガス、オフィス機器、サイト制作、LED照明、業務用エアコンなど、中小企業向けサービスを豊富に取り揃え、お客様に最適なソリューションをご提案いたします。
この記事を書いた人
株式会社東名