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インターネット回線を法人契約するメリットや選定ポイントを徹底解説

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会社を法人化した方でインターネット回線を法人契約するべきか悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

インターネット回線を法人契約すると「固定IPアドレスが使える」「請求書や領収書が発行される」など多くのメリットを享受できます。

この記事では、インターネット回線を法人契約するメリットや選定ポイントを詳しく解説します。

また、失敗しない法人向けインターネット回線の選定ポイントも併せて紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

インターネット回線を法人契約するメリット

インターネット回線を法人契約する際は、どのようなメリットがあるのか確認しておく必要があります。メリットを知らないまま法人契約すると、思っていたサービスと異なるなど後悔してしまう可能性があるため注意が必要です。

この章ではインターネット回線を法人契約するメリットを4つ紹介します。

固定IPアドレスが使える

インターネット回線を法人契約するメリットとして、固定IPアドレスが使える点が挙げられます。

固定IPとは、インターネット接続の際に常に同じ番号に接続するIPアドレスのことです。

たとえば、防犯カメラや自社サーバでホームページを公開するなど、アクセス先を変更したくない場合に固定IPアドレスが役立ちます。

もし防犯カメラによって遠隔で店舗内の様子を確認したい場合、IPアドレスが常に変更される動的IPアドレスでは防犯カメラを見ることができません。

サポートが充実している

サポートが充実している点もインターネット回線を法人契約するメリットの一つです。

インターネットに障害が発生すると業務全体が停滞し、場合によっては多大な損失が生まれる可能性があります。法人契約にすることで手厚いサポートを受けられるようになるため、インターネットの障害が発生した際でも、迅速に復旧対応を行ってもらえるようになります。

そのため、インターネット回線の契約の際は、法人契約がおすすめです。個人事業主でも法人契約が可能なため、これから契約をする方はぜひ検討してみましょう。

セキュリティサービスが充実している

インターネット回線を法人契約するメリットのなかには、セキュリティサービスが充実している点もあります。

悪意のある第三者からサイバー攻撃を受けると、情報漏洩につながる可能性があるため注意が必要です。

インターネット回線の契約は、個人契約に比べて法人向けの契約の方がセキュリティサービスが充実しており、トラブルを未然に防げます。

たとえば、固定IPアドレスに加えてVPNを構築すれば、社内の通信が暗号化されるため第三者に盗み見されるリスクが減らせるでしょう。

VPNは送受信に使われる経路に仮想的なトンネルを形成して通信し、第三者から通信が見えなくする技術です。

顧客情報を多く扱う場合や機密情報の流出を防ぎたいケースでは、セキュリティサービスが充実したインターネット回線の法人契約を検討しましょう。

請求書や領収書が発行される

請求書や領収書が発行される点もインターネット回線を法人契約するメリットです。

会社が経費計上して節税するためには、請求書や領収書の保管が必要です。インターネット回線を法人化すると、毎月の利用料金に対して請求書や領収書が発行されるため、確定申告で経費に計上して申告できます。

税金額は利益に比例して増加するため、インターネット回線の利用料金を経費として申告できる点は、節税の観点からもメリットといえるでしょう。

インターネット回線を法人契約する際の注意点

インターネット回線を法人契約する際の注意点として、以下の4つがあります。

  • 法人契約は大幅な値引きがない
  • 契約時に提出書類が必要な場合も
  • 支払い方法を確認する
  • 期間に余裕をもって申し込む

上記の注意点に気をつけてインターネット回線を選定することで、スムーズかつ満足できるサービスが選べます。法人向けのインターネット回線を契約する前に確認しておきましょう。

法人契約は大幅な値引きがない

インターネット回線を法人契約する場合は、大幅な値引きがない点に注意が必要です。

個人でインターネット回線を契約すると、月額料金の値引き・工事費の免除・キャッシュバックなど、さまざまな値引きが受けられます。

ただ個人契約の場合は、インターネット回線の利用料金が経費計上できない恐れがあります。しかし法人契約であれば、利用料金の領収書や請求書が発行されるため、経費計上できる点がメリットです。

法人契約は経費計上が可能にはなりますが、個人契約のように大幅な値引きキャンペーンなどを実施していない場合も多くなります。

契約時に提出書類が必要な場合も

法人向けのインターネット回線を契約する際、提出書類が必要になる可能性がある点に注意しましょう。

個人向けインターネット回線の場合は、免許証や保険証などの身分証明証の提出で完結するケースがほとんどです。しかし法人向けのインターネット回線契約では、身分証明証に加えて、登記簿謄本や開業届、青色申告書などが必要になる場合があります。

登記簿謄本の請求はオンラインでも可能になり、手続きが簡単になったものの500円の手数料や発行の手間がかかる点には留意しておきましょう。

支払い方法を確認する

インターネット回線を法人契約する場合、支払い方法を確認しておく必要があります。

インターネット回線を提供している会社にもよりますが、支払い方法の選択肢が少ない場合があります。銀行口座振替・クレジットカード・払込票などさまざまな支払い方法がありますが、経理面での都合で支払い方法を指定したい場合は確認が必要です。

契約料金などに満足してインターネット回線を選んだとしても、希望の支払い方法に対応していなければ選び直さなければなりません。そのような事態に陥らないためにも、申し込み前に支払い方法を確認しておきましょう。

期間に余裕をもって申し込む

期間に余裕をもって申し込むことも重要なポイントです。

光回線を初めて導入する場合、開通工事が必要になるためインターネットを利用できるまでに時間がかかります。申し込みの順番ごとに開通工事がおこなわれていくため、申し込みが遅いと開通工事の日程もそれだけ後ろ倒しになります。

インターネット回線の利用を開始したい日に間に合わせるよう、申し込みは早め済ませておきましょう。

インターネット回線の工事について更に詳しい情報を知りたい方は以下の記事を参考ください。

>>光回線工事の流れや注意点とは?事前の確認事項もわかりやすく解説

また、すでに光回線を導入していて乗り換えを検討している場合は、現在使用しているインターネット回線の契約期間を確認しましょう。契約期間の満期までに解約する場合、違約金が発生するサービスもあるからです。

契約期間の満期に合わせて、新規で契約するインターネットがタイミングよく利用できるよう、余裕を持って申し込みをするように注意しましょう。

法人向けインターネット回線の失敗しない選定ポイント

仕事で利用するインターネットは、通信速度の安定性やセキュリティが強固であるかが重要なポイントです。この章で挙げる4つの選定ポイントを参考にしながら、自社に適したサービスを選びましょう。

月額料金は適切か

法人向けインターネット回線を選定する際は、月額料金が適切かどうかをチェックしておきましょう。

法人契約でもキャンペーンを実施している場合があり、実質的な月額料金が異なるケースもあります。そのほか、違約金や工事費用などを含め、期間を3年で計算したときの1ヶ月あたりの料金を算出しておくと複数のサービスを比較する際に分かりやすいでしょう。

また通信機器の故障対応や、万一通信ができなくなったなどのトラブルを自身で調査することに不安がある場合は、料金が少し高くてもサポート体制が充実した法人契約を選ぶことがおすすめです。

業務を進めるのに十分な通信速度を保てるか

業務を進めるのに十分な通信速度を保てるかについても、法人向けインターネット回線を選ぶ際の基準です。スムーズに業務に取り組むためには、より速い通信速度が求められるでしょう。

通信速度は一般的に概ね1Gbpsと記載されているサービスが多くあり、さらに最大10Gpsのプランを提供している企業もあります。

オフィス光119では、1Gbpsと10Gbpsの2つのインターネット回線プランを提供しており、利用用途やタイプに応じて選択可能です。

月額2,750円〜から契約可能なため、高速かつ快適な業務環境を構築したい場合は、オフィス光119の利用を検討してみてください。

>>オフィス光119の料金を確認してみる

回線は共有型か占有型か

インターネット回線を法人契約する場合、回線が「共有型」か「占有型」かも重要なポイントです。

共有型のインターネット回線は、1本の回線を近隣の複数ユーザーで共有する仕組みです。共有型のインターネット回線の場合、安価で利用できる反面アクセス過多により通信速度の低下が起きる恐れがあります。

一方の占有型は、1本の回線を1つの会社が独占して使用する契約です。自社のみが使用できる回線であるため、安定的で通信速度が低下する心配がありません。その分、利用料金が高額になる点には注意が必要です。

「IPv6」に対応しているか

法人向けインターネット回線を選ぶ際は、IPv6に対応しているかについても重要です。

従来型のIPv4は、割り当てられるIPアドレスの枯渇問題があり、利用者が多い時間帯などは通信速度が低下するといった課題があります。

次世代型の通信規格であるIPv6ではこの課題が改善されており、割り振り可能なIPアドレスが多いため数百年先まで枯渇することはないとされています。

また、IPv6は通信速度が速く快適な点が最大のメリットであり、地域や時間帯に影響されずに快適にインターネットが利用可能です。

快適に業務を進めたい企業は、IPv6に対応したインターネット回線事業者がおすすめです。

IPv6についてさらに詳しく知りたい方は以下の記事をご参考ください。

>>光回線の法人契約を【IPv6】にすべき理由や方法をわかりやすく解説

提供サービスエリア内であるか

法人向けインターネット回線を選ぶ際は、利用する地域がサービスの提供が可能なエリアであるかを確認しましょう。

全国に拠点のある企業や将来的に移転予定のある企業は、事前に提供サービスエリアの広さを確認しておくと安心です。提供サービスエリアが広範なほど、移転や拠点が多い場合でも柔軟に対応できます。

前述した光コラボはNTTのフレッツ光の回線を借り受けているため、フレッツ光と同じエリアでサービスを提供しています。

まとめ~快適な環境を構築できる法人向けインターネット回線なら<オフィス光119>

インターネット回線の申し込みは、法人契約であれば固定IPアドレスが使えたり強固なセキュリティ対策ができたりなどさまざまなメリットがあります。

本記事で紹介した、選定ポイントや契約する際の注意点を参考にしながら、自社に適したインターネット回線を選びましょう。

なお、快適なインターネット環境を構築したい場合は、オフィス光119の利用がおすすめです。オフィス光119は、Web会議や業務データのアップロードなどを快適におこなうためのフレッツ光と同エリアをカバーする光回線サービスです。

月額2,750円から社内に適したインターネット環境を構築でき、全国で12万以上の回線が利用されており信頼度も高く、たった5項目のみの入力で簡単に申し込めます。

インターネット回線の法人化を検討している場合は、無料相談もおこなっていますので是非お問い合わせください。

>> 「オフィス光119」の法人向けサービスについて問い合わせてみる


この記事を書いた人

株式会社東名

東名は、中小企業の課題を解決するパートナーです。光回線サービスや情報セキュリティ、電気・ガス、オフィス機器、サイト制作、LED照明、業務用エアコンなど、中小企業向けサービスを豊富に取り揃え、お客様に最適なソリューションをご提案いたします。

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