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光回線を乗り換えるメリットとは?手順や失敗しない選び方を解説

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現在使用しているインターネットは快適でしょうか。コロナ禍により、取引先との会議をリモートで行うことがすっかり定着しました。しかし「映像がフリーズしてしまった」「肝心な発言を聞き逃してしまった」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。

そのような時、今契約しているネット回線を乗り換えることで改善できるかもしれません。

今回は、新規で光回線を申し込む手順や、既に契約している光回線を乗り換えるメリットや注意点など、初心者にもわかりやすく解説します。

光回線を乗り換えるメリット

光回線を乗り換えると、どのようなメリットを享受できるのでしょうか。

月額の契約料金が安くなる

光回線を乗り換えるメリットとして、まず月額の契約料金が安くできる点が挙げられます。

光回線の料金はサービスによってさまざまで、戸建てタイプの相場は5,000~6,000円、マンションタイプであれば4,000円前後です。

サービス内容が同じであれば、毎月かかるランニングコストのため少しでも安い方がよいでしょう。数年スパンで計算するとその差はとても大きくなります。

例えば、月々6,000円の光回線サービスを契約していた場合、同様のサービス内容で4,000円の契約へ変更したとすると、3年では以下の差額が発生します。

月額料金3年間の料金
現状の光回線サービス6,000円216,000円
変更後の光回線サービス4,000円144,000円
料金の差額2,000円72,000円

サービス内容が同じでも、安価な光回線サービスへ変更することで3年間で「72,000円」も差が出てくることが分かります。

月額の料金だけでなく、ひかり電話や携帯電話、最近では電気サービスとセットで契約することでお得に利用できるプランも出てきました。

ネット回線だけでなく、複数のサービスを同じ提供会社へまとめることによって割安にサービスを活用できます。

通信速度が速くなる

光回線を乗り換えることで、通信速度が速くなるケースもあります。ひとくちに光回線と言っても、回線の品質はさまざまあるからです。

光回線は通常複数の契約者が使用するため、設備が乏しいサービスでは利用者が多い時間帯になると通信速度が低下しやすい傾向にあります。

最大速度が1Gbpsの光回線サービスが多くありますが、これはベストエフォート型のサービスといって、理論上での最大速度を意味します。光回線提供会社のバックボーン(裏側の設備)や通信環境などによって速度は変化します。

「1Gbpsの光回線を契約したのに速度が5~6Mbpsしか出ていない」といったケースもあります。そのような場合は、光回線の乗り換えを検討した方が良い結果を得られるかもしれません。

また「IPv6対応」の光回線であるかも注力すべきポイントです。これまでの通信方式は、IPv4という通信規格が長く利用されていました。しかし従来型のIPv4では、利用者が増えたことで混雑してしまい、通信の遅延が発生しやすいといった課題があります。

IPv6ではこういった課題が改善されているため、光回線を乗り換える際はこの「IPv6対応」の光回線であることを確認しましょう。

キャッシュバックキャンペーンもある

もし光回線を乗り換えるのであれば、お得なキャッシュバックキャンペーンを活用することで多くのメリットを享受できます。

例えば、初月の料金が無料、工事費が無料、半年後に数万円のキャッシュバックがあるなど、各社さまざまな特典やキャンペーンが用意されています。

もし現在の契約が、2年間、3年間といった長期間の契約をしていて、違約金が発生してしまうこともあるでしょう。しかし、特典によっては違約金を肩代わりしてくれたり、キャッシュバック特典を利用することで違約金を相殺できたりすることもあるのです。

このような割引の特典を上手く活用することで、現在利用している光回線を継続するよりもコストを抑えられます。

キャンペーンの内容はサービス提供事業者によって異なるので、特典の内容をしっかり確認して乗り換え先を決定することが重要です。

光回線を乗り換えるときの注意点と対策

光回線を乗り換えると、さまざまなメリットを受けられることが分かりました。それでは、どんなことに注意すればよいのでしょうか。対策とともに見ていきましょう。

空白期間があることに注意

第一の注意点として、乗り換えの手順を謝ると、光回線を利用できる空白の期間が発生してしまうことがあります。

つまり、現在の光回線の契約が停止される日と、新たに契約が開始される日のタイミングを間違えると、ネットワークを利用できなくなる期間が発生してしまうのです。

このようなことが起こらないよう、まずは新規で契約する光回線を先に契約し、工事が完了して利用できるようになってから既存の契約を解約するようにしましょう。

申し込みから工事完了までは、通常2~4週間かかります。ただ、申し込みが多く発生し工事の件数が多く発生するような年末、引っ越しシーズンである年度末(3月)などは、申し込みから1~2ヶ月もかかるケースもあります。

したがってそのような期間を避けるか、どうしても繁忙期に乗り換えが必要な場合は余裕を持って1~2ヶ月前には申し込みをするようにしましょう。

更新月以外や契約期間中は違約金が発生する

光回線の契約は、更新月以外に解約すると違約金が発生するケースが多くあります。

例えば、2年契約をした場合は24ヶ月目までが契約期間です。この期間内に解約をすると違約金が発生します。

更新月は一般的にその後の25・26ヶ月目です。もし違約金を発生させたくなければ、この2ヶ月の間に解約手続きをする必要があります。

また契約期間が設けられた契約では、期間を満了せずに解約すると違約金が発生します。

例えば、2年間の契約期間が設定されている契約では、利用を開始した月から24ヶ月目までの間に解約すると違約金が発生します。ただこの契約の場合、25ヶ月目以降はいつ解約しても違約金は発生しません。

今の契約がどちらの契約かを確認し、最適なタイミングで解約の手続きを行いましょう。

光回線を乗り換える3つのケースと手順

ここからは、以下に挙げる3つのケースごとに、光回線を乗り換える際の手順について詳しく解説します。

新規で契約するケース

法人化をするタイミングで新しく事務所を構える際や、新規の店舗を開設する場合は「新規契約」の申し込みをします。

このときの注意点として、ビルや商業施設によっては光回線を引き込みが可能な通信キャリア(NTTやKDDI、ソフトバンクのこと)が決まっている場合もあります。

契約したいキャリアが引込が可能であるか、もしくはすでに光回線が引き込まれているかを、ビル管理会社もしくは商業施設の管理会社へ事前に確認しておきましょう。

  1. ビルなどの管理会社へ引き込み可能なキャリアを確認する
  2. 光回線サービスへ申し込みを行い工事日決定する
  3. 利用中の光回線の解約手続きを行う
  4. 光回線の開通工事の実施
  5. 利用中の光回線のレンタル機器を返却

工事は申し込みから、通常2~4週間程度ですが、年末や年度末である3月は申し込みが込み合うため1~2ヶ月かかる場合もあります。そのため、余裕をもったスケジュールで早目に申し込みを行うことをおすすめします。

光コラボへ転用するケース

ここでは、既にNTTのフレッツ光回線を利用していて、「光コラボ」へ転用するケースを紹介します。

「光コラボ」とは、NTT東日本やNTT西日本が提供している光回線(フレッツ光)を、プロバイダー※という事業者が借り受け、安価に提供しているインターネットサービスのことです。

光コラボでは、各プロバイダーが独自のサービスを組み合わせたり、キャンペーンや特典を付与したりして販売するため、通常よりも割安で光回線サービスを利用できます。

>>店舗・会社向けの光コラボサービスを確認してみる

光コラボはフレッツ光と同じ設備を利用しているため、今回のケースでは基本的に工事は発生しません。

■光コラボへの転用ステップ

  1. 契約したい光コラボサービスを決定する
  2. フレッツ光の転用承認番号を取得する
  3. 光コラボサービスへ転用承認番号を提示して新規申し込みをする
  4. 契約中のフレッツ光を解約する
  5. 光コラボ事業者側の設定終了後、新たな光回線が使用可能に

転用承認番号は、Webもしくは電話で取得できます。

NTT東日本NTT西日本
Webからの手続き>>転用承諾番号を取得する
受付時間:8:30~22:00
>>転用承諾番号を取得する
受付時間:8:30~22:00
電話での手続き電話番号:0120-140-202
受付時間:9:00~17:00
電話番号:0120-553-104
受付時間:9:00~17:00

光コラボの事業者を変更するケース

ここでは、既に光コラボを利用していて、サービスを変更したい場合を紹介します。

光コラボの事業者変更は転用するケースと手続きが類似しており、基本的に工事もありません。

  1. 事業者変更承認番号を取得する
  2. 新たな光コラボサービスへの申し込み手続き
  3. 事業者側の設定終了後、新たな光コラボサービスへ切り替わる
  4. 旧サービスのレンタル機器を返却する

事業者変更承認番号は、光コラボ提供会社のホームページ、または電話窓口より取得可能です。

光回線の乗り換えで失敗しない選び方

ここまで、光回線を乗り換える手順について詳しく解説してきました。それでは、どのようなサービスを選定すれば良いのでしょうか。ここでは失敗しない光サービスの選び方について分かりやすく解説します。

とにかく低コストを重視するなら【光コラボ】

光コラボは、NTT東日本・NTT西日本が所有する光回線を、プロバイダーが借り受けて安価に提供しているインターネットサービスを指します。

プロバイダーとは、光回線とオフィスや自宅内の通信機器をインターネットにつなげるサービスを提供している事業者を指します。つまり、光回線の持ち主は「NTT」、その光回線を事務所や自宅で利用できるようにするサービスを提供している事業者がプロバイダーです。

本来、インターネットを利用するためには、NTTとプロバイダーの双方と契約する必要がありますが、光コラボではその必要がなく、提供会社1社へ申し込みをすれば完了です。

光コラボでは、それぞれのサービス提供会社が独自のキャンペーンや特典を提供することで、本来の光回線サービスよりも格安で利用できる大きなメリットがあります。

>>店舗・会社向けの光コラボサービス月額を見てみる

速度を最優先するなら独自回線

現状より通信速度を早くしたいなら独自回線へ変更する方法もあります。独自回線とは、NTTから光回線を借受するのではなく、その名の通り回線設備を敷設した企業自身が提供している光回線サービスです。

NTTのフレッツ光に比べて利用者が少ないため、回線が混雑しにくく通信速度が高速である点がメリットです。

ただ、独自に回線設備を用意しているため、月額費用が光コラボと比較して高額になりやすく、工事費も高価になる傾向にあります。

また、光回線がまだ引き込まれていないマンションやビルでは、契約したいユーザーが複数集まらなければ利用できないといったケースもあります。

例えば、NURO光のマンションタイプでは、40世帯以上のマンションであること、かつ4人以上の契約者を集めなければサービスを利用できません。その上、工事期間もスムーズにいけば1~2ヶ月で完了しますが、難航すると3か月以上かかることもあります。

このようにさまざまな制約があるため、選定する際は十分な事前調査が必要である点に留意しておきましょう。

まとめ|光回線は<オフィス光119>の低コスト光コラボへ乗り換えよう!

光回線を乗り換えるメリットは、月額の料金を抑えられる、通信速度が速くなる、キャッシュバックなどの特典を受けられるなどがあります。現状の契約を分析し、新しいサービスへ乗り換えることでどのような利点を得られるのかを確認しましょう。

月額料金を抑えて、快適な通信環境を構築するためには「オフィス光119」を検討されてみてはいかがでしょうか。オフィス光119は、20年以上に渡って法人向けの通信サービスを提供し、契約数は累計で100万件以上の実績があります。

課題解決につながるサービスの紹介や定期的なフォローコールなど、手厚いサポートによって高い顧客満足度をキープしています。

個人事業主を開業される方にも「個人事業主向けプラン」を提供しています。光回線料⾦に月額500円をプラスすれば、業務用のIP電話を利用することもできます。

インターネット回線の切り替えにご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

>>法人・個人事業主向けの「オフィス光119」に相談してみる


この記事を書いた人

株式会社東名

東名は、中小企業の課題を解決するパートナーです。光回線サービスや情報セキュリティ、電気・ガス、オフィス機器、サイト制作、LED照明、業務用エアコンなど、中小企業向けサービスを豊富に取り揃え、お客様に最適なソリューションをご提案いたします。

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